2008年09月24日

【日】ためいきの水曜日

さかさまつげにやられ、目がかゆい。抜いてもかゆい。かきすぎて痛い。

急に冷えて湯たんぽ投入。風邪ぎみなのに体調管理がしずらい気候。

の、割に太る。太った1.5。

やる気降下、ためいきしか出ない。幸せなんて逃げて行く。

微熱が下がらない。右回りに目が回るよー
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2008年09月18日

【日】カ フ カ

カフカだ、カフカなんだ。

怒涛の勢いで「カフカ的な」小説を読み切って、酷い感じで連休を過ごした。
四日連続顔合わすのはキツいって。
そりゃ、吐くよな、吐ければいいんだけど。
一回熱出て、微熱だけど微熱だからダルくて、頭が割れる感じで。
カフェインとっても眠くて眠くて夜は眠れなくて。

どうしたらいいかわかんない。

家を出なさいって言われたけど、ひとりで生活するにはいろんなもんが足りない。経済力とか、ギリギリの節約生活になってしまうしそんなことができるほど器用ではない。
逆に負担をかけてしまうような。

自分のものはできるだけ自分の財布から出すようにして、身の回りのことも、自分でやるように努めている。だって自分のことだから。でも半分くらいは頼ってる自分が嫌。
生きてる意味を見失う。
閉じこもって、ひとり、食事すら与えられて生活していくのは馬鹿だ。消えればいいと思う。実際、いつか消すだろうと思ってる。無駄に寝転び食べる時間に労働をすればいいのに。週一でもそこそこ稼げる。生きていていい理由になる。
ああ嫌だ。なんだこの生物たち。

記憶にある限り、一番最初に嘔吐した日を覚えている。乳児期や誤飲したとき以外の、初めて。
頭が痛くて痛くて熱を測ったら39℃あった。母は入院していて、朝ごはんだと呼ばれた。朝ごはんを作れと呼ばれた。
朝と昼、両方作った。世界が回るように歪んでいた。ごはんの匂いに耐えきれず、吐いた。胃液しか出なかった。洗濯物を干した。部屋に戻って布団に倒れた。吐いた。自分で処理した。
夜、熱が下がらずでもなんとか起き上がれた。頭をひやしたくて下におりた。寝過ぎだと怒られた。熱があると伝えた。38℃から下がらない、吐いたけど気持ち悪い、そう言った。じゃあ夜ごはんどうするんだ、と言われた。飯のことしか頭にないのか。あるもので、なければ何かとれば。洗濯物を取り込んでまた寝た。次の日は実力テストだった。出来るわけない。

そういえば熱が出たときはいつも自分でどうにか寝てた。初めての早退も自分で保健室に行き、ひとりで帰った。ひとりで布団を敷いてひとりで寝ていた。
帰り道、アスファルトがぐにゃぐにゃしていて歩きづらかった。暑くて熱くて汗が止まらない。でも寒気で震えてもいた。15分のみちのりに1時間近くかかった。家が本当に遠かった。

過負荷なのかもしれない。ただのイライラの積み重ねかも、ストレス?なら別にいい。幸せな記憶を思い出せない。変な記憶がふわふわしている。
なんでばあちゃんは兄と妹の看病は喜んできて、わたしには手のかかる子だと吐き捨てたのか、どうにも理由が思い出せない。熱が出ても学校に行かなければならなかった、そう、行かなければならなかったんだ。
ひとりで寝ているのは怖くなかった。看病のほうが怖かった。何を言われるか。
なんとかするよ。ひとりでなんとかするから。

だからどうしたらいいかだけを教えてほしい。この苛立ちをどうしたらいいか。
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2008年09月17日

【浮】メロディアス・メロン

ずるずると啜る音に胃液がせり上がるのを感じ、席を立った。


甘ったるい熟したメロンの匂いが台所に漂っていた。包丁を入れるとざっくり、種の部分がとろけ出る。やはり、食べごろであるらしい。
果汁に濡れた包丁を引き、櫛形に切り分けた。鮮やかなみどりの果肉は傷みがなく美しい。

もしかしたら、もう少し熟すのかもしれない。だけれども水分も固さも限界のようにも思う。これ以上は爛れるだけだろう。
喉奥に残る甘ったるいべたつきがない、上々のメロンだ。
スプーンですくうとじゅるりと果汁がこぼれる。服につけぬよう慎重に口に運ぶ。空っぽだった胃が落ち着いていく。


遅れて席につき、スプーンを取った。ずるずると果汁を啜り、新聞を見ながらベタベタと垂れ落とす。経済面は見ない。リーマンもBOAも何か分からない。芸能とスポーツだけは見る。
皿は果汁にまみれ、机にはしぶきが飛び尽くす。
メロンを啜る音。
テレビとラジオが交差する音。


それに胃液がせり上がる。吐き出す前に私は席を立った。

2008年09月09日

【日々】9/9

思いの外、青アドの天体議会がつまらなく。
(鷹彦、ソプラノじゃないんだ。)
(自動人形、きゃぴきゃぴしすぎ。)

なんかがっかり。
posted by 發葉 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 【日々】徒花つらつら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

【天気予報】グッバイ・スコール

【本日の天気は晴れ、所により一時的に激しいグッバイスコールにご注意ください】



ねえ、今、何て言った?

私は耳を疑う。携帯の通話音量1でもはっきり聞き取れる、自慢の耳。リスニングは得意なんだ、その、耳を初めて疑った。
鼓膜ががんがんして、ううん、鼓膜じゃないわ、心臓の音が響いてる。意識が自分から離れてしまう。
だってどうしても、信じられない。
ぶるり、鳥肌が立った。少し寒い。見上げるととても暗い雲が近づいている。

ああどうしよう。あれはグッバイスコールだ。

逃げなきゃ、と思うんだけど足が動かない。目の前のあなた、すまなさそうに、私にもう一度いう。
だけど私はまた、聞き取れない。
この場から離れてたいのに、せめて、あのスコールにはあたりたくないのに、足が動かない。
あなたが私を連れてくれればいいのに、あなたは私をスコールにあたらせる気だ。

ばか、ばか、ばか。

ぽつり、頬に水滴が当たった。ああ、降ってきた、どうしよう。
どんな人たちも別れてしまうグッバイスコール。あなたはスコールの力を借りて私を置いていくつもりなのね。

降り出したスコールは一気に視界を奪う。水煙にあなたの姿が消える。水音以外聞こえない。
なのに、さよなら、だけが耳に響く。
頬を伝う水は拭っても拭ってもとまらなかった。

ばか。



【本日の天気は晴れ、所により一時的に激しいグッバイスコールにご注意ください】

2008年09月02日

【読】ほんなはなし[106](蛍火/ちぎり屋)

「蛍火」
「ちぎり屋」
蜂谷涼(講談社)



染み抜き屋を中心にした長屋の住人たちの連作。

舞台が北海道小樽、日露戦争あたりの時代なので古風と現代風のことば/単語が混じり(ソースとかケーキとか)独特の雰囲気が文章に漂う。
「お一新」を背景に薩摩・長州・会津の移民団による北海道開拓が軸。
蛍火の長説明には飽きるが、お一新の勝者/敗者と勝者になれなかった勝者など、流刑地に隣接し特需で賑わいを増した、しかし翳りも見え始めた港町の九州と東北の因縁が入り混じる。

物語は余市の林檎がポイントになる。

なにはともあれとにかく料理がおいしそうなのだ。
ちぎり屋、えれきてるを始め供される料理たちを読むだけでも満足できる。


そして蛍火より先に書かれた連作、ちぎり屋。
おもんさんの小料理屋が美味しそうな、小樽の好景気時代のはなし。
駆け落ち者、のミステリー的なオチはどうかと思うが、少しずつ関係者の背景が明らかにされ、それが特徴的でおもしろい。
posted by 發葉 at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 【本読】ほんなはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

【雑帖】幻燈古書店〈爺さまのはなし〉

柱時計がゆったりと六を打ち、店主は読み差しの本に栞を挟んだ。
本日は店仕舞い、と閉めるために北向きの狭い戸口に降りると、敷居の向こうに手のひら程の爺さまが立っていた。

(もうし、何か御用でしょうか)
(古書店に用とは本以外にあるまいぞ)
(これは仰有る通り)

店主は屈み膝を付き、爺さまの声が聞きとり易いようそっと耳を寄せた。

(して、何をお探しで)
(豆本を探しておる)
(ほう、幾つかありますから、中でお見せ致しましょう)

店主は爺さまを奥へ誘った。正面の一段高くなった座敷へ上がり、文机の引き出しをひとつ開けた。
小指の先程の本が詰まった書棚をみっつ取り出し、座敷へよじ登れずむっすりとしている爺さまに気付き苦笑いを浮かべる。

(失礼を)
(なあに、慣れて居るよ)

手を貸し座敷に上がった爺さまの前に豆本の揃った棚を並べる。

(どうぞごゆっくりお探しを。数は少ないが春画本も御座いますが、お出ししましょうか)
(それは無用じゃ。孫へ読ます本を探して居るのでな)
(またしても失礼を)

店主は出したり戻したりとせわしい爺さまから少し離れて座り、火鉢の灰を均した。
どれ程の時が過ぎたか、爺さまがふむ、と満足の息を吐き、傍らに積み上げた本の山を指差した。

(これを頂きたい)
(承知致しました)

店主は題名を確かめ、勘定をはじく。爺さまは懐に納めた札入れから札を渡し、釣りは要らぬと店主に告げた。

(して、)
(はあ、)
(いや如何にして運ぼうかと、の)

積み上げた本たちを前に腕を組む爺さまに店主は思わず微笑む。
文机から縮緬の端切れを取り出しくるむと、ひょいと持ち上げた。

(宜しければわたくしめが)
(ほう。これは助かる)
(御宅までお運び致しましょうか)
(それには及ばぬ。店外に車を停めて居るのでな)

店主が軽い包みを手のひらに載せて戸口を覗くと、なるほど、爺さま程のセルロイドの車が一台、道の端に停めてある。
後部座席が空なのをよく確認し、小さな引き取っ手に苦心しながらも積み込んだ。

(助かった)
(いいえいいえ)

ふうふう言いながら座敷から降りた爺さまに愛想笑いを返し、お気を付けてと見送る。
さて、今度こそ店仕舞い。
まずは、と豆本の書棚を仕舞う為に確認すると、確かにこども向けの絵付き本の類いや外国の絵集なとがごっそり抜けている。しかし一冊、有名な昔話が残っていた。
はて、取り出しそびれか、と店主はその豆本を持って爺さまを追いかける。爺さまは漸く車に辿り着き、運転席に乗り込んだところだった。

(お待ち下さい)
(何かね)
(こちらは宜しいので)

助手席から首を伸ばした爺さまに、追いかけた本を見せる。爺さまは眉をしかめ、ぶっきらぼうに手を払った。

(要らぬ。教育上よくないであろう)
(はあ、)
(よそを傷つけこちらが儲かりたいなどと、身の丈よりでかい望みはよくない)

そしてにやりとこちらに笑い、

(また寄らせて貰うよ)
(どうぞ御贔屓に)

店主はそれだけ返し、小さな題名を確かめる。ぶるん、と排気した白煙を噴き上げながらゆっくりと走り去る車を見送る。
そうか、打出の小槌は持たない訳だ、と店主は考え至る。姫君さまはもう居らない上、悪さをする鬼の噂もしばらく聞かない。
お椀の舟で出掛けるよりも車のほうが便利だろう。

柱時計が七つを打ち、店主は漸く戸口を閉める。‘一寸法師’は書棚に仕舞われ、元の通り文机に収められた次第である。

2008年08月12日

【日々】こどものゆめ

こどもを産む夢を見た。

夢占いの本で深層心理を探らないと、と思う。
だれの子?
父親役の男の顔は分からない。
そもそも、私の子なのだろうか。

とりあえず覚えているのはお乳をあげてあやしていたこと。
そしてこの乳飲み子はしゃべる。
父親がバカだということにヘコむ私を乳飲み子が慰める。

気にしなくていいよ、僕は僕だから。

そうだ、こどもは男の子だった。
父親を呼び出し、罵倒し、蹴りつける。

あんたなんかいなくてもこの子は立派に育つわよ。

そうだそうだ、と腕の中のこどもが賛同した。
posted by 發葉 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 【日々】徒花つらつら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

【日々】香立て/愛用品のはなし

080811_1104~0001.jpg素焼きの香立て。
そこそこの値段したような覚えがあるが、買ったのが中学の頃なので実はそんなに高くないのかもしれない。

スティックタイプ用だが、たまにコーンを焚いてみたりするので焦げている。
長いスティックだと灰が零れる(意味なし)。

これもなんだかんだで長持ちしている物の一つ。
ちなみに、売っていたお店は閉店してしまい、今はライブハウスになっている。
posted by 發葉 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 【日々】徒花つらつら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月09日

【日々】旅の計画

月末にまとまった休みを貰えることになった。

特に長期休暇をとらない契約だから、夏だし休みをとる気はなかったのだけれど、とらなければならないらしいので、月末にまとめてもらうことにする。
一週間後のお盆休みか月末かといったら月末にして休みの計画を立てたいのが道理だろう。

せっかくだから小旅行、それも18きっぷとかで無謀な旅をしたいなあ。
海外は無理だからな。

一人旅の計画、北に行きたい。
posted by 發葉 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 【日々】徒花つらつら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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